川崎 教会 とりなしの祈り 家の教会

2025年 年間標語 年間標語「強く、雄々しくあれ」(ヨシュア1章1~9節)


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『認知症の方とどのように接したら良いでしょうか』 牧師コーナー(689)

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 人間は健康に生きることができるようになり、私たちの寿命は延びました。2022年の調査報告によると、日本の65歳以上の高齢者数は3,627万人(国民の29.1%)だそうです。そして高齢者の5人の内の1人は認知症を患っているそうです。その比率は今も伸びつつあり、やむを得ず年老いた親を施設(老人ホーム)に頼まざるを得ない家庭が増え、皆が精神的に困難を感じているのではないでしょうか。
 以前、認知症の親をもつ家族から「認知症によって記憶力が低下し、私たちの顔もわからないのに、施設を頻繁に訪ねる意味があるのだろうか。会いに行っても何を話せばいいのか、何をすればいいのかわからない。」と悩んでいるという話を聞いたことがあります。重度の認知症の方をケアする施設のあるスタッフが書いた文章が、高齢化社会を生きる私たちにとって励ましになると思いますので、そのポイントだけをシェアさせていただきます。
 「認知症の患者さんの中には怒りっぽく、暴力的な方がいます。そのように行動するのは寂しさと辛さが理由であることが多いのです。誰かが隣にいて、自分が愛されていると感じる時にはそのような行動はとりません。今まで私はそのような行動を一度も受けたことがありません。
 私は認知症の患者さんに、何かをさせようとしたり、説得しようとしたり、治療を強要したりしません。変だと思ったとしても、また失礼なことを言ったとしても、それを正そうとしません。私がすべきことはそのようなことではないと信じているからです。私は毎朝、初めて会った時のようにまず私の名前を言い、「あなたを助けるために来ました。」と伝えます。変な名前で呼ばれても正そうとせず、それが私の名前のように接します。部屋で誰かと会話しているかのようにひとりごとを言っていても「部屋には誰もいませんよ。」とは言わず、ただ傾聴しています。理解できないことを主張をしても笑顔で聴きます。荒唐無稽な思い出を話し続けてもただうなずき、同じ家族の写真を何度も見せられても、まるで初めて見るかのように一緒に見て過ごします。話すことがない時には、ただ手を握って何時間も一緒に窓の外を見て過ごします。
 認知症の方を慰め、励まそうとしないでください。彼らに必要なのは、ただ誰かと一緒にいて、関心を示されることです。あなたのことをわからなくても寂しく思わないでください。相手が誰であろうと、一緒にいて自分に関心を持ってくれる人が隣にいることで気持ちが落ち着くのだと思います。」

趙 南洙師



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